<トライアスロンの国際的な歴史>
◆1974年9月25日にアメリカのカリフォルニア州サンディエゴで、世界初のトライアスロン大会が実施され、46人の選手が出場した。
◆1977年にハワイでアメリカ海兵隊員達が宴会の席上、「マラソン・遠泳・サイクルロードレースのどれが最も過酷か?」と議論があり、比較できず「この際まとめてやってみよう!」ということで、翌1978年に同地でアイアンマン・トライアスロンが行われた。
これがきっかけとなり、この時のレース距離スイム 3.8km・バイク180km・ラン42.195kmと制限時間17時間でのレースが、アイアンマン世界選手権(Ironman World Championship)へと発展した。
現在では、世界各地でハワイ本戦出場をかけた予選が開催されている。
◆1982年に3種目のレース距離を短縮し、スイム1.5km・バイク40km・ラン10km、合計51.5kmとした新たな国際基準が設定された。
従来のレース距離に対し、1/4以下という短距離【ショート・ディスタンス】となった。
現在では、このレース距離の大会が多くを占めている。
◆2000年9月にシドニーオリンピックでトライアスロンが正式種目となり、競技時間の関係上、ショート・ディスタンス(短距離)形式が採用された。
これ以降、国際的には、【ショート・ディスタンス】を、【オリンピック・ディスタンス】と呼ぶようになった。日本では、現在、両者は併存している。
◆1989年に国際トライアスロン連合(ITU)設立した。
<日本のトライアスロンの歴史>
◆1981年(昭和56年)8月20日に鳥取県米子市の皆生温泉旅館組合の若手経営者達が、日本初のトライアスロン大会となる【皆生トライアスロン ’81】を開催した。53人の選手が出場した。
◆1985年(昭和60年)4月28日、NHK総合テレビにより、沖縄県宮古島市で初開催されたトライアスロン大会が、四部構成・合計2時間30分、全国に生中継された。【第一回全日本トライアスロン宮古島大会】だ。241人の選手が出場した。
◆1989年(平成元年)9月17日、NHK衛星第1テレビにより(現在のNHK BS1)、新潟県佐渡市で初開催されたトライアスロン大会が、三部構成・合計6時間、全国に生中継された。
【`89トライアスロン・ジャパンカップ・イン佐渡】だ。1,328名の選手が出場した。
◆1994年(平成6年)4月16日に【日本トライアスロン連合(JTU)】が発足した。
◆1998年(平成10年)9月5日、新潟県佐渡市でアジアでは初めて【国際トライアスロン連合 (ITU) 】のロング・ディスタンス(Swim3km・Bike136km・Run28km)のトライアスロン世界選手権が開催された 。
~ 以上、Wikipediaより引用 ~